根白[語句情報] » 根白

「根白〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

根白の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
いう。この結句の造語がおもしろいので選んで置いた。巻十四(三四九七)の、「河上の根白高萱」などと同じ造語法である。 ○ 月読の光に来ませあ....
」より 著者:寺田寅彦
の雨の山道を、験潮器を背負って、苫をかぶってあるいていると、ホトトギスが啼いた。根白というところで煙草を買おうと思ったが、巻莨はおろか刻煙草もない。宿屋の親爺の....
植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
《そうせき》がその小蒜の形状をいって「小蒜ハ即チ※《ユウ》ナリ、苗ハ葱針ノ如ク、根白ク、大ナル者ハ烏芋ノ如ク子根ヲ兼テ煮食フ、之レヲ宅蒜(宅は沢の誤りだといわれ....