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「格幅〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

格幅の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
深夜の市長」より 著者:海野十三
大立者、動坂三郎氏だった。それはまあいいとして、床の間を背に、すこし青褪めている格幅のいい無髯無髭の人物は誰だったろうか。それこそ先刻の号外で重傷或いは既に死亡....
河明り」より 著者:岡本かの子
に相応しい目鼻立ちは捌けてついているが、いずれもしたたかに露を帯びていた。身丈も格幅のよい長身だが滞なく撓った。一たい女が美しい女を眼の前に置き、すぐにそうじろ....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
英語で交わされる二人の話に、笑顔で向いています、アゼルバイジャンの髭はなくなって格幅よくどっしりと若々しく手を何と上品にくみ合わせて、首を二人に向けているでしょ....