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「桃湯〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

桃湯の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
綺堂むかし語り」より 著者:岡本綺堂
ではまだそんなことを企てたのはないようである。 五月節句の菖蒲湯、土用のうちの桃湯、冬至の柚湯――そのなかで桃湯は早くすたれた。暑中に桃の葉を沸かした湯にはい....
十二支考」より 著者:南方熊楠
の次に、〈長幼ことごとく衣冠を正し、次を以て拝賀し、椒柏《しょうはく》酒を進め、桃湯を飲み屠蘇《とそ》を進む云々、各一鶏子を進む〉とあって、註に『周処風土記』に....
明治時代の湯屋」より 著者:岡本綺堂
* 五月の節句(四、五の両日)に菖蒲湯を焚き、夏の土用なかばには桃湯を焚き、十二月の冬至には柚湯を焚くのが江戸以来の習であったが、そのなかで桃湯....