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梁楷
「梁楷〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
梁楷の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「素人製陶本窯を築くべからず」より 著者:北大路魯山人
く、仮に墨跡が分る具眼者であるとしても自己に能書ありとはかぎらない。牧谿が分る、
梁楷に合点がゆくとしても自己に描けるものではない。 前山翁の場合のように自己が....
「河豚は毒魚か」より 著者:北大路魯山人
兵衛ではどうだ。まだまだ。光悦か三阿弥か、それとも雪舟か。もっともっと。因陀羅か
梁楷か。大分近づいたが、さらにさらに進むべきだ。然らば白鳳か天平か推古か。それそ....
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
は暮れてしまうものが沢山ある。
わけても、武蔵が心を引かれたものの一つに、宋の
梁楷の描いたという「栗の図」が床の間にあった。
たて二尺、横二尺四、五寸くらい....
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
までも、また、興味を持つようになった。 いつだったか。 本阿弥光悦の家で見た
梁楷の栗鼠に落栗の図を観――その粗朴なうちに持つ王者の気品と、墨の深さを、いつま....
「随筆 宮本武蔵」より 著者:吉川英治
「ソノ画風、長谷川派(等伯)ニ出ヅ」とあったり「海北友松ニ師事ス」と見えたり、「
梁楷ニ倣フ」とするのもあって、古来、そして今日までも、これにはまだ定説というもの....