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「梅と桜〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

梅と桜の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
右門捕物帖」より 著者:佐々木味津三
なじ梅模様じゃござんせんか」 「だから、右門もとんだもうろくをしたものさ。いくら梅と桜と紛れやすい模様だからって、これに気がつかねえようじゃ、われながら皆さまに....
青蛙堂鬼談」より 著者:岡本綺堂
戸から発見された。前後の事情からかんがえると、今度の縁談に対する怨みと妬みとで、梅と桜とが主人を殺して、かれら自身も一緒に入水して果てたものと認めるのほかはなか....
残されたる江戸」より 著者:柴田流星
目次 江戸ッ児の教育 顔役の裔 三ヶ日と七草 揚り凧 藪入と閻魔 節分と鷽替 初卯と初午梅と桜 弥助と甘い物 渡し船 汐干狩 山吹の名所 節句 筍めし 藤と躑躅と牡丹 ....
松の操美人の生埋」より 著者:三遊亭円朝
ございます」 馬「まだ高い/\、おいほんの間に合せにするのだから」 婆「そんなら梅と桜に遊ばせ」 馬「それは安いかい」 婆「六百文でございます」 馬「妙々梅と桜....
源氏物語」より 著者:紫式部
ぼれた。 「あなたが大人におなりになったら、ここへお住みになって、この対の前の紅梅と桜とは花の時分に十分愛しておながめなさいね。時々はまた仏様へもお供えになって....
源氏物語」より 著者:紫式部
きになった。 「お祖母様がおっしゃったから」 とお言いになって、宮は対の前の紅梅と桜を責任があるように見まわっておいでになるのを、院は哀れに思召した。 二月....