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「梱包〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

梱包の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
名娼満月」より 著者:夢野久作
味噌樽が全部、ロクに調べもせずに和蘭船に積込まれて、代りに夥しい羅紗とギヤマンの梱包が、玄海丸に積込まれた。まだ羅紗と、絹緞と翡翠の梱包が半分以上残っているが、....
肌色の月」より 著者:久生十蘭
運送会社の集荷係が宅扱いの最後の梱包を運びだすと、この五年の間、宇野久美子の生活の砦だった二間つづきのアパートの....
私の履歴書」より 著者:井上貞治郎
でも半分以上が焼失した。私は残った工場と従業員たちで、軍から払下げられた一九式|梱包用の原紙を使い衣装ばこを作って売出し、家財道具を失った人々に好評を博したもの....