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棟門
「棟門〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
棟門の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「日和下駄」より 著者:永井荷風
端《すいどうばた》の通は片側に寺が幾軒となくつづいて、種々《いろいろ》の形をした
棟門《むねもん》を並べている処から、今も折々私の喜んで散歩する処である。この通を....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
ら、帝室では、由来、門松は立てなかった。 ほどなく、おん輿は、京極おもての院の
棟門につく。 夙に、お待ちうけらしいたたずまいである。院司の上奏あって、すぐ乱....