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「極所〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

極所の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
大菩薩峠」より 著者:中里介山
て引上げようとするのを、爛酔の客は放しませんでした。 「そのたあいのないことが至極所望、毒のあることはもう飽きた、子供と遊びたい、遠慮なく子供たちをこれへお通し....
三枚続」より 著者:泉鏡花
時、十有数日の間を蒸しに蒸した、人類の汗を絞り抜いた、一昨日来の気圧は、正にその極所に達したと見えて、陰々たる中にものの響、柱がきしむようである。 愛吉は肩を....