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標ばかり
「標ばかり〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
標ばかりの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「S夫人への手紙」より 著者:岸田国士
い殻を破り、新しい土を耕し、茨を分け、岩壁をよじ登らなければ容易に到達できない目
標ばかりです。なるほど、その目標が明らかに掲げられたことは、既に大きな収穫といつ....
「鴎外の思い出」より 著者:小金井喜美子
再建されています。墓地の隅には、向島に住み始めた頃に祖母が郷里から土を取寄せて、
標ばかりに建てた石がまだあって、小さい祖母の姿をさながら見るようです。 根....