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標目
「標目〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
標目の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「海神別荘」より 著者:泉鏡花
五十路あまりの三つの宿、…… 公子 おお、それだ、字書のように、江戸紫で、都路と
標目が出た。(展く)あとを。 侍女五 ……時得て咲くや江戸の花、浪|静なる品川や....
「第二菎蒻本」より 著者:泉鏡花
、いい事、嬉しい事、好な事を引くるめてちょっと金麩羅にして頬張るんだ。」 その
標目の下へ、何よりも先に==待人|来る==と……姓を吉岡と云う俊吉が書込んだ時で....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
え、三味線がシャラシャラと鳴り出して、 「御安直なるいずれも様に、弁じ上げます
標目の儀は、薩摩嵐《さつまあらし》か西南の太平記……」 軍鶏《しゃも》を締め....
「年中行事覚書」より 著者:柳田国男
簡明なる題目を整理して見たまでである。 以前「旅と伝説」の誌上に、年中行事調査
標目というものを連載した時には、私はこれに拠って一つの採集手帖を作る計画をもって....