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権利金
「権利金〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
権利金の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「縮図」より 著者:徳田秋声
であった。父はその金は一銭も無駄にはせず、きっと一軒店をもつからと銀子に約束し、
権利金や品物の仕入れの金も見積もって、算盤を弾いていたが、内輪に見ても一杯一杯で....
「四月馬鹿」より 著者:渡辺温
したので、今日は大祝賀会が開かれ、僕は、その上、巴里のシュバリエ商会から五千円の
権利金を貰うことになったんだよ。……これは、正真正銘の本当だ。四月馬鹿じゃないか....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
ラッセル銀行の預金もなくなりました。当分は、シャリー・テムプル主演の「青い鳥」の
権利金で暮しますと語った由。彼には、『智慧と運命』という本があります、御読みにな....
「一商人として 」より 著者:相馬愛蔵
しで二十八円の家賃で借りた家から現在のところへ移ることが知れると、六百円くらいの
権利金なら出すからという希望者がたくさん現れた。しかし私は缶詰の知識を私に与えて....
「あなたも私も」より 著者:久生十蘭
ョンというのは、二者択一の入札のことですね。オプションは、参加権料といってすごい
権利金がいるものなんでしょう?」 「坂田君は、そんなものは要求していません……水....