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機根
「機根〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
機根の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「般若心経講義」より 著者:高神覚昇
陀|如来だけでよい、大日如来だけでよい、釈迦如来だけでも結構なようですが、衆生の
機根万差ですから、これを救う方にもいろいろな形をした仏があるわけです。仏教では、....
「親鸞」より 著者:三木清
時機――機の歴史性、 『大無量寿経』は「時機純熟の真教」なり。末代に生まれた
機根の衰えた衆生にとってまことにふさわしい教えである。時機相応。聖道自力の教えは....
「東洋文化史における仏教の地位」より 著者:高楠順次郎
一乗教の時代、第二期は唯三乗教の時代で、一乗三乗峻別して通学通行せざる時代にて、
機根の勝れたる時代に相応する教えである。第三階は大小の区別なく一般に遍く行われる....