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機銃
「機銃〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
機銃の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「海野十三敗戦日記」より 著者:海野十三
ドキャット 1500P 最大SP 500km 1500― 1800km 13mm
機銃 戦闘機 F6Fヘルキャット 2000H 600km 1850km 13×3....
「少年探偵長」より 著者:海野十三
ばたばたと、ヘリコプターをかこんだ五六名の腕ぷしの強そうな男たちは、ピストルや軽
機銃をかまえてヘリコプターの搭乗者へ警戒の目を光らせる。彼らの服装は、まちまちで....
「三十年後の世界」より 著者:海野十三
もんどりうってつきおとされた。 「や、カンノ君が、かけつけてくれたぞ。カンノ君は
機銃《きじゅう》で異人たちを射っているそうだ」 マルモ隊長の受話器にも、他の隊....
「怪星ガン」より 著者:海野十三
武装いかめしい三人の部下がついていた。三人とも目ばかりぎょろつかせ、みょうな形の
機銃らしいものをかまえている。 テッド隊長は、副隊長のロバート大佐をしたがえて....
「暗号の役割」より 著者:海野十三
うこそ御来邸下すった……」 五名の賊は、双手を高くあげてうしろをふりかえった。
機銃を構えて猫背の肥満漢が茶色の大きな眼鏡をかけて、人をばかにしたような顔で、に....
「金属人間」より 著者:海野十三
博士が蜂矢をおびやかしている針目博士の方へしずしずとせまってくる。その博士は腕に
機銃《きじゅう》に似たような物をかかえていた。 ふたりの針目博士だ。どういうわ....
「人造人間の秘密」より 著者:海野十三
よせてくるのであった。 「あっ、撃った」 「えっ」 「人造人間の腕に仕掛けてある
機銃が、一せいにこっちに向いて、撃ちだしたぞ」 だだだン、だだだン、だだだン。....
「暗号音盤事件」より 著者:海野十三
木は、私の方をふりむいた。そしてステッキを叩いていうには、 「これが買って来た軽
機銃だよ。どうやらこいつの役に立ちそうな時が来そうだ」といった。 謎の音叉....
「地球要塞」より 著者:海野十三
慈、最後の始末をして、すぐ地下道へ逃げろ」 「はい。――おや、地下道もだめです。
機銃と毒|瓦斯《ガス》弾をもった監察隊員が、テレビジョンの送像器《そうぞうき》の....
「宇宙戦隊」より 著者:海野十三
きたところでは、異変が起りかけたら、敵の姿が見えようと見えまいと、間髪をいれず、
機銃で猛射をすることにしてあった。
機銃弾の威力は、きっと何かの形で、手ごたえを見....
「怪塔王」より 著者:海野十三
は腕をこまねいて考えこんでいましたがやがてうむと大きくうなずき、 「小浜、怪塔を
機銃でうってみよう。偵察機全機でうちまくってみるんだ。命令を出せ」 大尉は
機銃....
「地底戦車の怪人」より 著者:海野十三
たが、とたんに、彼は、 「ヤッ!」 と、さけんで、自分の肩ごしに、前へ出ている
機銃の銃身を、ぐっとつかんだ。 「さあ、つかんだぞ。力くらべなら、幽霊なんかに負....
「白痴」より 著者:坂口安吾
目頭が熱くなったり、ズドズドズドは爆撃の音、無我夢中で地上に伏し、パンパンパンは
機銃の音、およそ精神の高さもなければ一行の実感すらもない架空の文章に憂身をやつし....
「わが戦争に対処せる工夫の数々」より 著者:坂口安吾
ころで、向ふのトーチカの先様に通じる由はないのだから、どつちの方角から迫撃砲だの
機銃だの重砲だの乃至は飛行機の爆弾だの、何が来て、いつ成仏するか分らない。だから....
「国会図書館の窓から」より 著者:中井正一
。時々こんなこころもちになる。私のいる部署は実に五百人の人々が、タイプライターの
機銃のような音、電話、交渉、書類の交錯の中で朝八時半から五時の夕暮まで、一分の暇....