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櫁
「櫁〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
櫁の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「彼岸過迄」より 著者:夏目漱石
、自分の坐っている席から宵子の顔を覗《のぞ》き込んだ。 やがて白木の机の上に、
櫁《しきみ》と線香立と白団子が並べられて、蝋燭《ろうそく》の灯《ひ》が弱い光を放....
「花を持てる女」より 著者:堀辰雄
その墓のまえにはじめて妻と二人して立った。その柵《さく》のなかには黄楊《つげ》と
櫁《しきみ》の木とが植えられて、それがともどもに花をつけていた。しかしそれは母の....