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欠刻
「欠刻〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
欠刻の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「谷より峰へ峰より谷へ」より 著者:小島烏水
ているが、一度穂高岳の半腹に眼をうつすと、鋭利な切れ物で、青竹を斜に削いだような
欠刻が、空気に剥き出されて、重苦しい暗褐色の岩壁が、蝙蝠の大翼をひろげて、人の目....
「植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
もあって直立し、葉は披針形で対生し、梢に疎なる聚繖《しゅうさん》的分枝をなして、
欠刻ある五弁の石竹咲白花を着け、花中に十雄蕋と五花柱ある一子房とを具えている。そ....