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次序
「次序〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
次序の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「俳諧の本質的概論」より 著者:寺田寅彦
員の差を示すであろう。鑑賞するほうの側から見ても連俳の妙味の複雑さは発句のそれと
次序を異にする。発句がただ一枚の写真であれば連俳は一巻の映画である。実際、最も新....
「空想日録」より 著者:寺田寅彦
採用と振り子の使用との結合から生まれた偶然の産物であるが、このだいたいの大いさの
次序を制定したものはやはり人体の週期であるという事はほとんどたしからしく自分には....
「平凡」より 著者:二葉亭四迷
違いない。が、実は惚れたとも思わぬ中《うち》に、いつか自分にも内々で、こッそり、
次序《しだら》なく惚れて了っていたのだ。 惚れた証拠には、雪江さんが留守だと、....
「チベット旅行記」より 著者:河口慧海
ントの中で火を燃して居るのみならず、私が文典を講義してやりますので主人およびその
次序のラマが大いに私を厚遇して敷物や夜着などを貸してくれたですから少しも寒さを感....
「欧米各国 政教日記」より 著者:井上円了
わち因果の理等)、古今東西寸分の差異なきを見て知るべし。かつ、仏教の古来発達せる
次序を考うるに、ただ一理脈のその前後に貫通するのみならず、一より二を生じ、二より....