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欧州
「欧州〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
欧州の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「デンマルク国の話」より 著者:内村鑑三
今日は少しこの世のことについてお話しいたそうと欲《おも》います。
デンマークは
欧州北部の一小邦であります。その面積は朝鮮と台湾とを除いた日本帝国の十分の一であ....
「宇宙の始まり」より 著者:アレニウススヴァンテ
ような運命に遭うのを免れることができた。このブルノはその信条のために国を追われ、
欧州の顕著な国々を遊歴しながらコペルニクスの説を弁護して歩いた。しかして、恒星も....
「最終戦争論」より 著者:石原莞爾
その背後に進め敵の主力を包囲|殲滅すべきことを強調し、決戦戦争の思想に徹底して、
欧州戦争に向ったのであります。 シュリーフェンは一九一三年、
欧州戦争の前に死ん....
「赤耀館事件の真相」より 著者:海野十三
米国まわりにすることも、私の健康が許されそうもなかったので、矢張り四十日を費して
欧州航路を逆にとることにしました。このことは電報の中に書いて置いたのです。 一....
「海野十三敗戦日記」より 著者:海野十三
るべし。敵機はふえるであろう」とのべる。 ◯防空総本部、宮地直邦放送。 ・米は、
欧州戦の当初焼夷弾を5%使ったが、今は60%位使っている。ドイツの工業都市の破壊....
「暗号音盤事件」より 著者:海野十三
密偵の白木豹二のことだ。 リスボンは、ポルトガルの首都だ。そのころリスボンは、
欧州に於ける唯一つの国際都市の観があった。この国は英米側に立つのでもなく、日本、....
「英本土上陸作戦の前夜」より 著者:海野十三
てて対戦するであろうことを示唆しているものもあった。 「そうすると、中国は、この
欧州の戦局に対して、どういう役割をしているのかな」 仏天青は、そういう疑問にぶ....
「火薬船」より 著者:海野十三
岸サイゴン港にやってきてからのちに始まる。 サイゴンといえば、ちかごろは、わが
欧州航路の汽船でかならずよっていくという重要な貿易港であって、米、チーク材、棉花....
「浮かぶ飛行島」より 著者:海野十三
川上機関大尉の酒壜 わが練習艦隊須磨、明石の二艦は、
欧州訪問の旅をおえて、いまやその帰航の途にあった。 印度を出て、馬来半島とスマ....
「茶の湯の手帳」より 著者:伊藤左千夫
を見るに至るは当然の理であるからである、日本の茶の湯はどこまでも賓主的であるが、
欧州人のは賓主的にも家庭的にも行はれて甚だ自然である、日本の茶の湯は特別的である....
「明治哲学界の回顧」より 著者:井上哲次郎
たかといえば、とかく西洋風に考察する。哲学といえば、ギリシヤから中世を経て、近世
欧州殊にドイツに至るまでの哲学を哲学として研究し、それの延長もしくは継続という考....
「欧米各国 政教日記」より 著者:井上円了
と欲せば、まず歴史上、ヤソ教と西洋の文明の関係を知らざるべからず。中古、ヤソ教の
欧州を一統し、学問、芸術みなヤソ教にもとづきて講究したる時は、精神上の文明最も発....
「西航日録」より 著者:井上円了
狩さるに此地は雪風ぞ吹く へースティングズ滞在一週間にして病気全快し、いよいよ
欧州大陸旅行の途に上る。 四月二十四日、早朝へースティングズを発し、ドーバー(....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
て読者の一笑を煩わすに至れり。 南半球の旅行中に、便船の都合にて英国を経由し、
欧州を歴訪したれば、その紀行を本書中に加え、もって
欧州最近の実況をも読者に紹介す....
「戦争史大観」より 著者:石原莞爾
の露国役、日露戦争、支那事変等。 ※ 攻撃威力が当時の防禦線を突破し得ざること。
欧州大戦等。 四 両戦争の消長を観察するに、古代は国民皆兵にして決戦戦争行なわれ....