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正五九
「正五九〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
正五九の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
の総鎮守《そうちんじゅ》というのですから、御参詣をしないわけには行かない。祭礼は
正五九《しょうごく》の十七日、この日にはかむろ蛇も隠れて姿を見せなかったようです....
「鷲」より 著者:岡本綺堂
一 今もむかしも川崎の大師は二十一日が縁日で、殊に
正五九の三月は参詣人が多い。江戸から少しく路程は離れているが、足弱は高輪あたりか....
「粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)」より 著者:三遊亭円朝
え」 正「若衆、そう突かゝって来られちゃア困るぜ、吉原にも成田の講中が極ってゝ、
正五九月には参詣に往くのに、お前達も成田街道で御飯ア喰ってる人間じゃアねえか、私....
「年中行事覚書」より 著者:柳田国男
、ことに重々しい日だったけれども、これは主として稲の栽培に伴なうもので、他になお
正五九月や七月などの同じ日も、やはり同じように祭をすべき日であったと思う。それに....