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「正像〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

正像の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
大菩薩峠」より 著者:中里介山
ことを語り、人相に誇張のないところ、これは清正在世の頃、侍臣手島新十郎が写した清正像にしっくりと合致する。 その画像の前には具足櫃《ぐそくびつ》があって、それ....
親鸞」より 著者:三木清
覚はいわゆる末法思想を基礎としている。末法思想は言うまでもなく仏教の歴史観である正像末三時の思想に属している。我々はまずこの歴史観がいかなるものであるかを見よう....
法然行伝」より 著者:中里介山
帝王の宣旨を釈迦の遺教《ゆいきょう》とし、宣旨が二つあるとすれば、釈迦の教えにも正像末《しょうぞうまつ》の格別があるようなものである。聖道門《しょうどうもん》の....
賤民概説」より 著者:喜田貞吉
、「法師」と云えばただちに賤者だとの事が連想される程になった。されば親鸞聖人の「正像末和讃」にも、「僧ぞ法師の其の御名は、尊きことと聞きしかど、提婆五邪の法に似....