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「正兵〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

正兵の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
神社合祀に関する意見」より 著者:南方熊楠
清和帝熊野詣りの御旧蹟にて、奥州の秀衡建立の七堂伽藍あり。金をもって装飾せしが天正兵火に亡失さる。某の木の某の方角に黄金を埋めたりという歌を伝う。数年前その所を....
半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
いる店であるので、半七はその前を通ったついでに、無沙汰ほどきの顔を出すと、番頭の正兵衛が帳場に坐っていた。半七も店に腰をかけて、世間話を二つ三つしているうちに、....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
本教や、ひとのみちの二の舞ではない――一の舞ではないかというような懸念から、藤沼正兵衛あたりによってさし廻された偵察者である。それが同志、或いは労働者をよそおっ....
顎十郎捕物帳」より 著者:久生十蘭
ん》に粂三郎《くめさぶろう》の十六夜《いざよい》、三十郎《さんじゅうろう》の大寺正兵衛《おおでらしょうべえ》という評判の顔あわせ。 湧きかえるような掛け声をあ....
怪異暗闇祭」より 著者:江見水蔭
一 天保の頃、江戸に神影流の達人として勇名を轟かしていた長沼正兵衛、その門人に小机源八郎というのがあった。怪剣士として人から恐れられていた。....
食道楽」より 著者:村井弦斎
ピは西洋食品屋にあり。壱円五十銭位なり。 ○カステラ鍋は東京市浅草区蔵前片町瀬村正兵衛氏方にあり。壱円五十銭位なり。 ○豚は生肉にて蛋白質壱割五分、脂肪三割七分....