正木不如丘[語句情報] » 正木不如丘

「正木不如丘〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

正木不如丘の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
新版 放浪記」より 著者:林芙美子
したそばづゆに、唐辛子を浮かしてすする。 六本木の古本屋で、大杉栄の獄中記と、正木不如丘《まさきふじょきゅう》編輯《へんしゅう》の四谷文学という古雑誌と、藤村....
文学のひろがり」より 著者:宮本百合子
林髞氏は木々高太郎氏であり、電気特許事務所長佐野昌一氏は海野十三氏であり、医博の正木不如丘氏はそのままの名でいろいろ作品がある。これらの科学を専攻する人たちの書....
日記」より 著者:宮本百合子
ことはないとも思う。 『朝日』のをする。適当な題が見つからず、一枚だけ。 夜、正木不如丘の、著をよむ。彼の文章の面白さは、短いものに含まれる科学者的鋭りさにあ....
食指談」より 著者:佐藤垢石
蕎麥を絶讃したい。 富士見でも、高原療養所の小使が打った蕎麥が素敵である。釣友正木不如丘博士が療養所の院長であるが、富士見に香味優れた蕎麥と、蕎麥打ちの名手を....
酒徒漂泊」より 著者:佐藤垢石
氷峠を越えて、信濃路の方へ旅したのである。山国の晩秋は、美しかった。 麻生豊、正木不如丘の二氏と共に、いま戸倉温泉の陸軍療養所に、からだの回春を待ちわびている....
ザザ虫の佃煮」より 著者:佐藤垢石
では、これをチョロ虫と呼んでいる。 昨年の春であったか、信州の諏訪に住んでいる正木不如丘博士に会ったとき、釣りの話のことから、このチョロ虫の身の上談に及んだこ....