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正法寺
「正法寺〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
正法寺の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
り弥勒を俟つという(『大清一統志』三一九)。本邦でも中尊寺の鶏足洞、遠州の鶏足山
正法寺など、柳田氏の『石神《しゃくじん》問答』に古く鶏を神とした俗より出た名のご....
「濹東綺譚」より 著者:永井荷風
るにつれて次第に貧気《まずしげ》な小家《こいえ》がちになって、夜は堀にかけられた
正法寺橋《しょうほうじばし》、山谷橋《さんやばし》、地方橋《じかたばし》、髪洗橋....
「随筆 宮本武蔵」より 著者:吉川英治
英雄、英雄を知るというべきであろう。 ひと年、武蔵は出羽の国を旅していたが、
正法寺ヶ原へ差しかかると、路ばたに泥鰌を捕る十二、三歳の童があった。 「今宵の糧....
「山の人生」より 著者:柳田国男
と呼んだこと、これも多分は古くからの方式であったろうと思う。陸中|江刺郡|黒石の
正法寺で、石地蔵が和尚に告げ口をしたために常陸かいどうの身の上が露れた。帰りにそ....