武運拙く[語句情報] » 武運拙く

「武運拙く〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

武運拙くの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
仇討三態」より 著者:菊池寛
申したものじゃ。御身を敵と付け狙って、日本国中を遍歴いたすこと十余年に及んだが、武運拙くして会わざること是非なしと諦め、かような姿になり申したのじゃ」 老僧は....
霊界通信 小桜姫物語」より 著者:浅野和三郎
る人なのであります。その頃三浦一|族は小田原の北條氏と確執をつづけていましたが、武運拙く、籠城三|年の後、荒次郎をはじめ一|族の殆んど全部が城を枕に打死を遂げた....
南国太平記」より 著者:直木三十五
、そのままに、許しておけぬ故に参った、と、尋常に名乗りかけて、勝負致そう。もし、武運拙く、わしが斬られたなら、綱手、死んでくれい。な、わしを兄へ手引致すのではな....