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「歯根〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

歯根の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
吾輩は猫である」より 著者:夏目漱石
竜泉《りゅうせん》なく、腋下《えきか》に清風《せいふう》を生《しょう》ぜざるも、歯根《しこん》に狂臭《きょうしゅう》あり、筋頭《きんとう》に瘋味《ふうみ》あるを....
レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
科医バベ、金属および類金属に関し物理的実験を試み、歯を抜き、同業者の手の及ばざる歯根の治療をなす。価、歯一本一フラン五十サンチーム、二本二フラン、三本三フラン五....
黒田如水」より 著者:吉川英治
淡河、端谷などの衛星的な小城をまず一塁一塁陥し入れてからでなければ、敵の本拠たる歯根を揺がすことは出来ないからである。 書写山を本営とする秀吉の戦法は、いわゆ....