歴史劇[語句情報] » 歴史劇

「歴史劇〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

歴史劇の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
倫敦塔」より 著者:夏目漱石
る場と、二王子を殺した刺客《せっかく》の述懐《じゅっかい》の場は沙翁《さおう》の歴史劇リチャード三世のうちにもある。沙翁はクラレンス公爵の塔中で殺さるる場を写す....
演劇の様式――総論」より 著者:岸田国士
るもの。 思想劇 一つの新しい思想を提出し、作者の主張をこれに托そうとするもの。歴史劇 歴史的事件、人物を素材としたもの。 諷刺劇 人間社会を対象とし、これを諷....
江戸芸術論」より 著者:永井荷風
依田学海福地桜痴の諸家|市川団十郎《いちかわだんじゅうろう》と相結びていはゆる活歴史劇《かつれきしげき》を興《おこ》すや、道具|衣裳《いしょう》の歴史的考証を専....
ファウスト」より 著者:ゲーテヨハン・ヴォルフガング・フォン
て人は逃げ出してしまう。 五味溜か、がらくたを打ち込んで置く蔵か。 高が大為掛の歴史劇に、 傀儡の台詞に相応した 結構な処世訓が添えてある位なものだ。 ....