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歴史学
「歴史学〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
歴史学の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「最終戦争論」より 著者:石原莞爾
います。この問題に関連して、今は仏滅後何年であるかを考えて見なければなりません。
歴史学者の間ではむずかしい議論もあるらしいのですが、まず常識的に信じられている仏....
「道徳の観念」より 著者:戸坂潤
の尤なるものであることは論外としても、この種の歴史的(?)な倫理学が、実は何等の
歴史学的認識に立つものでもないことは、一目瞭然たるものであろう。古代支那の習俗と....
「読書法」より 著者:戸坂潤
歴史読本』を殆んど全部に渡って書き改め、全く別稿としたものである。旧版以来の新興
歴史学派の諸業績を摂取し、多少の意見を変更し(奴隷所有者的構成や近世土地制度の沿....
「科学論」より 著者:戸坂潤
社会の文化相に適切に順応するように出来ているという意味でブルジョア的である処の、
歴史学や社会諸科学になれば、自然科学的であるどころではなく却って一定の意味に於て....
「イデオロギーの論理学」より 著者:戸坂潤
格は――時代の歴史的運動は――社会と名づけるであろう。但し歴史的感覚とは、例えば
歴史学的統一体としての所謂歴史に対する愛着でもなく、又神学的宇宙論と結び付いた世....
「イデオロギー概論」より 著者:戸坂潤
Kultursoziologie, S. 9―11. だが文化社会学は単なる
歴史学ではない、もしH・リッケルト等に従って、
歴史学が個々となることが出来ない。....
「現代哲学講話」より 著者:戸坂潤
(アインシュタイン)や不確定性の原理(ハイゼンベルク)が占めているような位置を、
歴史学的世界像では、この日常性の原理が占めはしないだろうか。人々はこれ等の原理の....
「現代唯物論講話」より 著者:戸坂潤
な概念の異った諸段階を実際には示している。例えば物理学でいう時間と心理学の夫、又
歴史学でいう時間は、それぞれ別な規定を持つだろうし、又常識で時間と考えられている....
「思想としての文学」より 著者:戸坂潤
人々の信ずる処に従えば、この一般的な人間性に関するものでなければならぬ、何も別に
歴史学が芸術であるとか、政治行動が文学修業になるとかいうのではないが、歴史が凡て....
「世界の一環としての日本」より 著者:戸坂潤
したものであり、そしてそこに使われた方法論はまた当時流行であったリッケルト一派の
歴史学方法論に対抗するために、ランプレヒトの心理学的方法を担いだものだった。アメ....
「辞典」より 著者:戸坂潤
rimm)、ザヴィニー(F. K. v. Savigny)等に依て代表される独逸
歴史学派の精神に動かされてそう考える。併し此歴史的方法としてディルタイが、初めて....
「現代日本の思想対立」より 著者:戸坂潤
化したというのが事実だが、併しそれは凡そ初めから何等の科学的信用を有たない種類の
歴史学や社会論や、その尻馬に乗る文芸放談や、之を結局に於て上品に支持する各種観念....
「最近日本の科学論」より 著者:戸坂潤
相対的独立性を、全く孤立絶縁した形として受け取ったのである。現に当時、歴史哲学や
歴史学方法論は日本の史学にとって殆んど全く不毛であった(例えば平泉澄氏は『わが歴....
「嘘の効用」より 著者:末弘厳太郎
」は実に法律進化の仲介者たる役目を勤めているものであることがわかります。イギリス
歴史学派の創始者 Henry James Sumner Maine はその名著『....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
く、ただアーツの科目の下にて論理学、哲学を兼修するに過ぎず。 アーツ科(古文学、
歴史学、論理学および哲学、数学、近世語学) 右の諸学を、一年を限りまたは数年に....