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死に損ない
「死に損ない〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
死に損ないの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
は本当に、生れた時から知っているんだから」と大えばりです。この人には一家のなかの
死に損ないから誕生まで、何やらかやらと厄介をかけます。今日は木枯らしが吹いている....
「剣侠」より 著者:国枝史郎
が舌打ちをした。 「姐御いい加減にしてくんな。どこの馬の骨か知れねえ奴に、それも
死に損ない殺され損ないに。気をくばるなんて嬉しくなさ過ぎらあ」 「まあそういった....