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段成式
「段成式〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
段成式の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
のは東西一轍と見える。ただし只今いわゆる保護色も古く東西の識者に知れいたは、唐の
段成式の『酉陽雑俎《ゆうようざっそ》』に顛当《つちぐも》蠅を捉えて巣に入りその蓋....
「中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
すので、その翻案がわが文学の上にもしばしばあらわれて居ります。 この作者は唐の
段成式であります。彼は臨※の人で、字を柯古といい、父の文昌が校書郎を勤めていた関....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
、『酉陽雑俎』(蜈蚣《むかで》退治を承平元年と見てそれより六十八年前に死んだ唐の
段成式著わす)三に、歴城県光政寺の磬石《けいせき》、膩光《つや》滴《したた》るが....
「魚玄機」より 著者:森鴎外
ら言うのだ。当今の詩人では李商隠を除いて、あの人の右に出るものはない。この二人に
段成式を加えて三名家と云っているが、段はやや劣っている」と云った。 それを聞い....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
』巻十一に道士|郭采真《かくさいしん》言う、人の影の数九に至ると。この書の著者|
段成式《だんせいしき》かつて試みて六、七に至りしがそれ已外《いがい》は乱れて弁ぜ....