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母線
「母線〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
母線の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「性格批判の問題」より 著者:豊島与志雄
奥という言葉が悪ければ、もっと本質的なものである。言葉の重量、理知の明暗、感情の
母線や子線、性格の凸凹面など、そういうものの認識の上に立つ表現方法を意味する。 ....
「文学以前」より 著者:豊島与志雄
、それは問題とするに足りない。 トルストイの「戦争と平和」に、構想の欠乏――「
母線」を見る明の欠乏――を難じ、事実の堆積に過ぎないと論断することは、或は至当で....
「ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
ら、私をしてこの広範な散文詩に着手せしめ、それを最後までやりとげさしたところの、
母線的観念の幾つかを、ここに披瀝《ひれき》してみたい。この散文詩は、実際的障害を....
「芸術と数学及び科学」より 著者:三上義夫
の磨き方、透視のこと、曲線の弧長を求めることなどの研究があり、一張双曲面の二組の
母線をも発見した。擺線(Cycloid)の長さを求め、その重心をも見いだした。重....