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毛玉
「毛玉〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
毛玉の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
聞くと兎は子を生むとたちまち自分の腹の毛を掻きむしりそれで子を被うと言った。牛が
毛玉を吐く例などを比較してこの一事から子を吐くと言い出たのだろ。しかして支那の妊....
「道標」より 著者:宮本百合子
んでいる、二十二歳の男の写真というのもあった。自分の毛をむしってたべて、胃の中に
毛玉をもっている男の写真もあった。伸子はある程度まで見ると、胸がわるいようになっ....
「ドナウ源流行」より 著者:斎藤茂吉
ろで結んでいた。或時は非常に大きなリボンのついた帽子をかぶっていたり、紅い大きな
毛玉の幾つもある帽子をかぶっていたりした。胸当には種々の縫取がしてあり、胸当は紅....