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民主化
「民主化〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
民主化の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「合図の旗」より 著者:宮本百合子
日本の
民主化と云うことは実に無限の意味と展望を持っている。 特に一つ社会の枠内で、こ....
「明日をつくる力」より 著者:宮本百合子
性からの脱却があるだろう。 こういう現実に反抗して、字づらで示されている平等と
民主化のぎりぎりのところまで自分たちの若い生活を拡げようとしている若い男女もある....
「新しい卒業生の皆さんへ」より 著者:宮本百合子
しくつよい感情表現だけで、きりひらかれてゆくでしょうか。特にこの日本で。――この
民主化をねじまげる古い力のつよい日本で。―― わたしたち日本の明日の女性は、世....
「新しいアジアのために」より 著者:宮本百合子
こんにちでも決してその根拠と、協力する勢力を失っておらず、現在ではますます日本の
民主化とポツダム宣言による平和の確保がおびやかされてきているからです。この事情は....
「新しい潮」より 著者:宮本百合子
きのひらめきにすぎない。そのかげに、世界平和の裂けめをうかがい、日本人民の平和と
民主化の裂けめをうかがっている少くない人々が存在していることは明白である。 二....
「「委員会」のうつりかわり」より 著者:宮本百合子
一九四五年の八月十五日からのち、日本の
民主化がいわれるようになってから、いくつかの
民主化のための委員会がつくられた。文....
「新しい抵抗について」より 著者:宮本百合子
態度の全面でどんな抗議を行っているか、それを明瞭に意識において見なければ、日本の
民主化を守り通し、それを前進させるための実力としては足りないということです。 ....
「あとがき(『宮本百合子選集』第十一巻)」より 著者:宮本百合子
る批判があらわれた。そしてそれは当然そうあるべきことであった。一九四六年、日本の
民主化が良心的に課題とされたころ、軍国主義精神の日常化された姿であるとして、講道....
「ヒノエウマの話」より 著者:坂口安吾
なら悲しい思いをしなければならないなどとよく言われたものである。 戦後はグンと
民主化や文明開化が行きとどいて、古来の因習が少くなり、ヒノエウマの迷信なぞはもう....
「調査機関」より 著者:中井正一
調査系統となるとこれがはっきりしない。そこで、つい傍系視されてしまう。形式的には
民主化が唱えられているけれども、実質はあまり改革されていないようだ。公平待遇の原....
「「焚書時代」の出現」より 著者:中井正一
。 国立国会図書館は、かかる幾つかの夢としてここに現われ出でた。これは、日本の
民主化の一つの表徴であり、現議員の果たした栄誉のバッジですらある。往古、アレクサ....
「国立国会図書館について」より 著者:中井正一
に列席した。 参議院図書館運営委員長である羽仁氏はあいさつの席上で「自分は日本
民主化のため、国立国会図書館の礎の下に身を横たえたい」とのべた。すると、使節の一....
「著作権の問題」より 著者:伊丹万作
著作権の問題 伊丹万作 社会の各層に
民主化の動きが活溌になつてくると同時に、映画界もようやく長夜の眠りから覚めて――....
「浅沼稲次郎の三つの代表的演説」より 著者:浅沼稲次郎
理由であります。 第三には、吉田内閣は、占領政策の行き過ぎ是正と称して、わが国
民主化に最も必要なる諸制度を廃棄して、戦前及び戦時中の諸制度に還えさんとして、反....
「まあまあ居士の弁」より 著者:浅沼稲次郎
をもっている人達がある。それがボストン市会に現れたと云っても過言でもない、我々は
民主化された、日本の姿を知らしめてゆかなければならないと思う。 しかしながら、....