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民政党
「民政党〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
民政党の前後の文節・文章を表示しています。該当する9件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「かのように」より 著者:森鴎外
イツは世界に羽をのして、息張《いば》っていることが出来る。それで今のような、社会
民政党の跋扈《ばっこ》している時代になっても、ウィルヘルム第二世は護衛兵も連れず....
「日本イデオロギー論」より 著者:戸坂潤
、あれはファシストだと云うのは、その限りでは、極端に云えばあれは政友会だ、あれは
民政党だ、というようなもので、所謂レッテルは外から貼ったものなのだから、あまり真....
「世界の一環としての日本」より 著者:戸坂潤
ことにすぎぬ。 だがこの事件は意外な処に、一種進歩的な(?)役割を演じている。
民政党の一代議士の議会に於ける整然たる質問演説によると、この事件に臨んで国民はい....
「社会時評」より 著者:戸坂潤
に野犬狩りの新しい真理があるのだ。 三、内政国策会議まで 先月十二日若槻
民政党総裁は名古屋に開かれた
民政党有志の歓迎会席上で、時節柄至極注目に値いする演....
「現代日本の思想対立」より 著者:戸坂潤
しい。尤も政友会の思想対策というのは実は教育改革案とすり換えられているものだし、
民政党のは、帝国憲法の擁護とか言論自由の確立とかいう、本家の文部省の思想対策とは....
「旧聞日本橋」より 著者:長谷川時雨
波《しば》さんの御新造《ごしんぞ》といって、浅草蔵前の方にいたから、もしかすると
民政党の斯波氏のおうちの方だったかもしれない。この女《ひと》が家元の格をもってい....
「選挙漫談」より 著者:黒島伝治
会 民政派の演説会には、必ず、政友会の悪口を並べる。政友会の演説会には、反対に
民政党の悪口をたゝく。そういう時には、片岡直温のヘマ振りまで引っぱり出して猛烈に....
「議会見物」より 著者:佐藤垢石
合わせのむなどという概は、よそ国のことと考えているらしいのだ。政友会型じゃない、
民政党型だ。生まれ性ならいたし方がないと考える。 だけれども、前橋中学からも一....
「浅沼稲次郎の三つの代表的演説」より 著者:浅沼稲次郎
おることは、今更言をまたないところであります。われわれはかつて凶刃に倒れた浜口元
民政党総裁が、議会の要求に応じて病を押して出席し、遂に倒れて行った態度と対比して....