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「民本主義〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

民本主義の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
茶の本」より 著者:岡倉覚三
斬新を欠いているのか、かくも古くさい様式の反復に満ちているのかと。たぶん今芸術の民本主義の時代を経過しつつ、一方にある君主らしい支配者が出現して新たな王朝をおこ....
鏡心灯語 抄」より 著者:与謝野晶子
注意は頻りにその方へ向く。選挙権を有する男子たちはこれを機会に果してどの程度まで民本主義の精神を発揮し、日本人の政治をかの官僚派と既成政党との少数者から取戻して....
平民道」より 著者:新渡戸稲造
になったからこれを説くものも流行を追うものの如く思われ、またこの字を民主主義とか民本主義とか訳するから国体に反《そむ》くような心配を起すけれども、僕はこれを簡単....
デモクラシーの要素」より 著者:新渡戸稲造
ていて、この事は議論を待つまでもなく常識で、明《あきらか》であると思われている。民本主義といえばその昔に遡《さかのぼ》れば、西洋ならば少くとも希臘《ギリシャ》の....