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「民譚〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

民譚の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
河童」より 著者:芥川竜之介
獺のいるなどということは「水虎考略《すいここうりゃく》」の著者はもちろん、「山島民譚集《さんとうみんたんしゅう》」の著者|柳田国男《やなぎだくにお》さんさえ知ら....
十二支考」より 著者:南方熊楠
話(『民俗』二年一報、予の「話俗随筆」に類話多く出《い》づ)、また柳田君の『山島民譚集』に蒐《あつ》めた、河童《かっぱ》が接骨方を伝えた諸説の原話らしい、『幽明....
十二支考」より 著者:南方熊楠
北国の水蛇は評判だけでも現存するや。諸君の高教を冀《こいねが》う。柳田君の『山島民譚集』に、河童の類語を夥しく蒐《あつ》めたが、水蛇については一言も為《さ》れ居....
十二支考」より 著者:南方熊楠
同巻、一九〇〇年『随筆問答雑誌』九輯六巻に出た予の「神跡考」参照、柳田君の『山島民譚集』一)。『山海経《せんがいきょう》』に、〈天馬|状《かたち》白犬のごとくに....
十二支考」より 著者:南方熊楠
に相違なかろう。 猴を馬厩《うまや》に維《つな》ぐ事については柳田君の『山島民譚集』に詳説あり、重複を厭《いと》いここにはかの書に見えぬ事のみなるべく出そう....
年中行事覚書」より 著者:柳田国男
い地方に、これとよく似たものがやはり伝わっていたのである。孫晋泰君の集めた朝鮮|民譚集七四頁に、木樵が山中で追われて来た鹿を救うと、それは山神の鹿の姿をしている....
予が出版事業」より 著者:柳田国男
る好著となって居るが、実は原則を緩めて頼まれて遺稿を出すことにしたのである。山島民譚集だけは巻二以下もちゃんと出来て居たのだが、自分のものを出すのはいさぎよくな....