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「気格〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

気格の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「いき」の構造」より 著者:九鬼周造
らない。「いなせ」「いさみ」「伝法《でんぽう》」などに共通な犯すべからざる気品・気格がなければならない。「野暮は垣根の外がまへ、三千楼の色|競《くら》べ、意気地....
随筆 宮本武蔵」より 著者:吉川英治
画史の上から観れば、武蔵が、水墨画に親しんだのは、その最盛期ではなく、むしろ、気格を一義とする墨画としては、そろそろ内容的には堕落し始めた――水墨画末期であっ....