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水切り
「水切り〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
水切りの前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「血曼陀羅紙帳武士」より 著者:国枝史郎
から下を浸している水の、何んと粘っこく、黐かのように感じられることか! どうにも
水切りすることが出来ないのであった。 と、その時、頭上から、土塊と一緒に、何物....
「剣侠」より 著者:国枝史郎
乱し、あせらせ焦心せ怒らせようと、憎々しく毒々しく喋舌りつづけた。 「さあさあ主
水切り込んで来い。籠手を打て、右籠手を! と拙者は引っ外し、大きく右足を踏み出し....
「サラダの謎」より 著者:中谷宇吉郎
いらしく、その後、思いなおして、毎日このサラダをつくってくれている。 レタスの
水切りをして、手で適当にちぎって、それを冷蔵庫の中に入れておく。夕食直前にそれを....
「料理の妙味」より 著者:北大路魯山人
日ぐらい手当したのもよし、というようなものもあるが、小魚に至っては、なんとしても
水切りに近いものをよしとする。蔬菜はなおさらのことであると知らねばならぬ。 土....