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水団
「水団〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
水団の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「雪霊記事」より 著者:泉鏡花
まあ、汗びっしょり。」 と汚い病苦の冷汗に……そよそよと風を恵まれた、浅葱色の
水団扇に、幽に月が映しました。…… 大恩と申すはこれなのです。―― おなじ年....
「武蔵旅日記」より 著者:山中貞雄
南、森脇左十郎の門外である。 今しも、その表に立ち止った一人の武者修業の侍(早
水団九郎) のこのこ門内へ入る。 S=玄関で 団九郎が取次の侍に向って大声挙....