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水溜まり
「水溜まり〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
水溜まりの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「季節の植物帳」より 著者:佐左木俊郎
当に冷えびえとしていて、路傍《ろぼう》には白刃《しらは》のような霜柱が立ち並び、
水溜まりには薄い氷がはっています。私達は冬の長い習慣で、襟《えり》の中にすくんで....
「汽笛」より 著者:佐左木俊郎
った赭土《あかつち》の窪地。歳《とし》を取ったどすぐろい汚水、死に馬の眼のような
水溜まりだった。水面には棒切れや藁屑《わらくず》が浮いていた。岸に幾株かの青い若....