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水疱瘡
「水疱瘡〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
水疱瘡の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「道草」より 著者:夏目漱石
にあるかまるで分らなかった。それでも細君は承知しなかった。彼女は昔し一番目の娘に
水疱瘡《みずぼうそう》の出来た時、健三の態度が俄《にわ》かに一変した実例を証拠に....
「ムツェンスク郡のマクベス夫人」より 著者:神西清
うなどとは、夢にも思いも考えもしない始末だった。 やがての果てに、フェージャは
水疱瘡にかかり、そのうえに感冒性の胸の痛みが併発して、そこで少年は病いの床につい....
「芝、麻布」より 著者:小山内薫
件が起った。風呂場がないので、家の者はみんな銭湯へ行った。ところが、子供が銭湯で
水疱瘡という奴をしょって来た。それがよくなると、今度はみんなが虫に刺された。二つ....