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水酸化
「水酸化〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
水酸化の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「自由画稿」より 著者:寺田寅彦
の曲がったのや折れたのやそのほかいろいろの鉄くずがいっぱいはいっていて、それが、
水酸化鉄であろうか、ふわふわした黄赤色の泥《どろ》のようなものにおおわれていた。....
「喫煙四十年」より 著者:寺田寅彦
て作る塩化アンモニアの煙や、また近頃は塩化チタンの蒸気に水蒸気を作用させて出来る
水酸化チタンの煙を使ったりしている。これはいわゆる無鉛白粉を煙にしたようなもので....
「イギリス海岸」より 著者:宮沢賢治
。 誰かが岩の中に埋《う》もれた小さな植物《しょくぶつ》の根《ね》のまわりに、
水酸化鉄の茶いろな環《わ》が、何重《なんじゅう》もめぐっているのを見附《みつ》け....