水閣[語句情報] »
水閣
「水閣〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
水閣の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「酒渇記」より 著者:佐藤垢石
一千余年前、醍醐天皇の延喜十一年六月十五日、折りから盛夏の候であった。太上法皇は
水閣を開いて、当時天下に聞こえた酒豪を招いて醇酒を賜わったのである。けだし禅観の....
「三国志」より 著者:吉川英治
れへ」 袁術は、ひらいて見ていたが、 「近習の者」 「はい」 「即時、城中の紫
水閣へ、諸将に集まれと伝えろ」 袁術は気色を変えていた。 城内の武臣文官は、....
「三国志」より 著者:吉川英治
。 詮方なく一同が帰ってゆくと、周瑜は衣をかえて、魯粛と、孔明とを待たせてある
水閣の一欄へ歩を運んできた。――どんな人物であろう? これは主客双方で想像して....