氷霜[語句情報] » 氷霜

「氷霜〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

氷霜の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
恩讐の彼方に」より 著者:菊池寛
肝胆を砕いたが、道心勇猛のために、わずか半年に足らぬ修行に、行業《ぎょうごう》は氷霜《ひょうそう》よりも皓《きよ》く、朝には三密の行法を凝らし、夕には秘密念仏の....
ドグラ・マグラ」より 著者:夢野久作
たる喜三郎の兇刃に接して一糸一髪を緩めず放たず、冷々水の如く機先を制し去り、切々氷霜の如く機後を圧し来るに、音に聞えし喜三郎の業物も、大盤石に挟まれたるが如く、....