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「永機〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

永機の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
細木香以」より 著者:森鴎外
し、一に李蠖とも署していたが、家を継いだ後、関|為山から梅の本の称を受け、更に晋永機に晋の字を貰い、自ら香以と号し、また好以、交以、孝以とも署した。たまたま狂歌....
鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
お万朝報も一週間一回の俳句欄の選者を托せらるる事になって、いわゆる旧派の老鼠堂|永機《えいき》氏、この人が亡ってからは其角堂機一《きかくどうきいち》氏と共に引受....
上野」より 著者:永井荷風
ニ屈スルハ其山水ノ観アルヲ以テナリ。服部南郭、屋代輪池、清水泊※、梁川星巌、深川永機等皆一タビ、跡ヲ湖上ニ寄ス。爾来文人韻士ノ之ニ居ル者鮮シトナサズ。」 服部....
向嶋」より 著者:永井荷風
いう。しかしこの時にはまだ枕橋には及ばなかった。それは明治七年|其角《きかく》堂永機《どうえいき》の寄附と明治十三年水戸徳川家の増植とを俟《ま》って始て果された....