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「決河〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

決河の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
懶惰の歌留多」より 著者:太宰治
重要な一線に於いて、私は、明確におろそかであった。怠惰であった。一線、やぶれて、決河の勢、私は、生れ落ちるとからの極悪人よ、と指摘された。弱い貧しい人の子の怨嗟....
石狩川」より 著者:本庄陸男
せ、と、躍起になった。だが、どちらも取りあげられず、カラフト開拓使は廃止された。決河のように南下して来たロシヤの勢力を、身をもって喰いとめるのはその土地にいるも....
地球要塞」より 著者:海野十三
色紙が懸けてある。その文字に、 “戦如風発《たたかうやかぜのはっするごとく》攻如決河《せむるやかわのけっするごとし》” とあるのを、私は、大きな感動とともに、....