沖つ白波[語句情報] »
沖つ白波
「沖つ白波〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
沖つ白波の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「不動像の行方」より 著者:田中貢太郎
だ」 戸波を去る時、桂月翁は、「いにしえもかかるためしはあると聞くふたたび返せ
沖つ白波」と、云う和歌を書いて村の人の一人に与えた。こんなことで盗品が返ってくる....
「中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
れもまた『千載集』としては非常に少ない。 霞しく春のしほぢを見わたせば碧を分くる
沖つ白波 春雨の降りそめしより片岡のすそ野のはらぞ浅緑なる かげきよき花のかがみ....