河原崎権十郎[語句情報] » 河原崎権十郎

「河原崎権十郎〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

河原崎権十郎の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
心したようになって……。息子は久次郎といって、ことし二十歳になるんですが、俳優の河原崎権十郎にそっくりだというので、権十郎息子というあだ名をつけられて、浮気な娘....
三浦老人昔話」より 著者:岡本綺堂
飛んでもない喧嘩や仲|違いを生じることも屡※ありました。ところで、この藤崎さんは河原崎権十郎が嫌いでした。権十郎は家柄がいゝのと、年が若くて男前がいゝのとで、御....
細木香以」より 著者:森鴎外
交以、孝以とも署した。たまたま狂歌を作るときは何廼屋と署した。 劇場では香以は河原崎権十郎を贔屓にした。後の九代目団十郎である。香以は贔屓の連中を組織して、荒....
明治演劇年表」より 著者:岡本綺堂
権之助、今戸の宅にて浪士の強盗に斬殺せらる。養子権十郎は幸いに免かる。 ○三月、河原崎権十郎、養父のあとを襲いで七代目河原崎権之助と改め、市村座において「勧進帳....