油断大敵[語句情報] » 油断大敵

「油断大敵〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

油断大敵の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
爆弾太平記」より 著者:夢野久作
、最早大願成就……金比羅様に願ほどきをしてもよかろう……と思ったのが豈計らんやの油断大敵だった。ドンの音は絶えても、内地の爆弾取締りは依然たる穴だらけだろう。ち....
宇宙尖兵」より 著者:海野十三
人ですか。あれはシャストルの助手にすぎませんが、一足先に別室に監禁してあります。油断大敵とは、よくいったものですなあ」....
学者安心論」より 著者:福沢諭吉
からず。 人の智恵は、善悪にかかわらず、思《おもい》のほかに成長するものなり。油断大敵、用心せざるべからず。ゆえにかの瓜の蔓も、いつの間にかは変性して、やや茄....
はつ恋」より 著者:神西清
遍言いますが、ここの雰囲気は君にはよくない。君はここで、いい気持になっているが、油断大敵ですぞ! そりゃ温室のなかだって、やはりいい匂いはするが、そこで暮すわけ....