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法の杖
「法の杖〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
法の杖の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「映画雑感(Ⅳ)」より 著者:寺田寅彦
いような方向に推移するに相違ない。考えてみると映画製作者というものは恐ろしい「魔
法の杖」の持ち主である。 七 ロスチャイルド この映画はなにしろ取り....
「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」より 著者:ホーソーンナサニエル
にからかわれているような気がしました。クイックシルヴァが部屋を出て行くと、その魔
法の杖は、彼のあとについて、ぴょんぴょん飛んで行きました。二人きりになってからも....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
発芽するのは当然であり、より旧墨になじむ文学的資質はそれと摩擦し、しかし一方で魔
法の杖のように新しい資質へよびかけそれを引き出すものです。新しい文芸評論は既に自....
「シンデレラ」より 著者:水谷まさる
シンデレラを讃《たた》う 神につながる心持つ 世にも可憐なシンデレラ 雨風つよくあたるとも 心の花は散りもせず。 魔
法の杖の一振に たちまち清き麗姿《あですがた》 四輪の馬車に運ばれて 夢のお城へ....
「眠る森のお姫さま」より 著者:楠山正雄
さぞお困りになるだろうと思いました。 そこで、なにをしたでしょうか。妖女は、魔
法の杖をふるって、王様とお妃をのぞいては、お城のなかの物のこらず、それはおつきの....