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法顕
「法顕〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
法顕の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
う、疑うと信ずるとをいうなく、悲愴せざるはなしと出づ。玄奘より二百余年前渡天した
法顕の紀行にも竺刹尸羅《たくちゃしら》国で仏前生に身を捨て餓虎に施した故蹟に諸宝....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
、上座より下に至りてこれを行くこと遍し、すなわち化し去る、年すなわち一たび出づ、
法顕また親しく見る〉。 ある蛇どもが乳を嗜む事は、一九〇七年版、フレザーの『ア....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
ざかったので往日ほど栄えぬと述べあり。英国学士会員ボール註に、これは四世紀に晋の
法顕《ほっけん》が参詣した当時、仏教の中心だった摩頭羅《まずら》国の名を塔の名と....
「東洋文化史における仏教の地位」より 著者:高楠順次郎
持ってきたということはない。インドからシナに来る人が持って来る。また玄奘三蔵とか
法顕三蔵というような人がインドに旅行して持って帰る。少しずつ持ってきたのを翻訳し....
「麦積山塑像の示唆するもの」より 著者:和辻哲郎
そのころは中インドの方でもグプタ朝の最盛期で、カリダーサなどが出ており、シナから
法顕を引き寄せたほどであった。だからそのインド文化を背景に持つインド・アフガニス....
「旃陀羅考」より 著者:喜田貞吉
う場合には、必ずこれを避けて相触れる事をまでも忌んだものである。「飜訳名義集」に
法顕伝を引いて、 之、人皆怖畏。 と云っておる。この「竹を撃つ」と云うことは、或....