泣上戸[語句情報] »
泣上戸
「泣上戸〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
泣上戸の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「政談月の鏡」より 著者:三遊亭円朝
けてるてえから己《おら》ア可哀想でならねえ」 とシク/\泣出しました、 ×「
泣上戸《なきじょうご》だな、泣きなさんなよ、涙を零《こぼ》して見っともねえ鬼の眼....
「俗臭」より 著者:織田作之助
ことを、春松は、いつか千恵造の前でいい出して、それが酒をのんでいる時だったので、
泣上戸の彼は泣き出したことがある。泣いたのは、嫁のことを想い出したからだ。嫁は児....